今回は100円均一をメインに水耕栽培をバーミキュライトを使って始める方法について紹介していこうと思います。
栽培場所は部屋の日当たりの良いベランダなどを想定しています。
慣れてしまえば、誰でも簡単に10分くらいで野菜育成のための環境を作ることができます。
Contents
水耕栽培で用意するものは7つ
バーミキュライトを使って野菜育成を考えたときに必要なアイテムは全部で7つです。
ダイソーかセリアがあれば揃うアイテムばかりですが、近くに100円ショップがない方はリンクから参照してみてください。

100円均一でもさまざまなアイテムを集めていくと、合計2万円くらい使ってたりします。
我が家は20種類くらいの野菜を育てているので金額かかってしまいますが、
一種類だけであれば1000円もあれば始めることができます。
順番に説明してきます。
バーミキュライト
バーミキュライトは、土の代わりになるものです。
と言っても土のように栄養素を含んでいるものではなくて、栄養素を循環させるのを手伝ってくれる素材です。
液体肥料
バーミキュライト自体に栄養がないため栄養を別で加えてあげる必要があります。
そのために使われるのが液体肥料です。
液体タイプと粉末タイプがあるのですが、我が家では粉末タイプを使っています。
水(2リットルのペットボトルに)に薄めて肥料にするだけなのでとっても簡単です。
大体の食物はこちらの肥料は1週間に一度ちょろっとあげるくらいで大丈夫です(それ以外は普通の水だけで良い)。
あげすぎると食物が肥料焼け(葉っぱが枯れちゃう)になったりするので要注意です。
鉢(6号サイズ〜12号サイズ)
鉢のサイズは様々あるのですが、まずは8号サイズの鉢があれば大半の野菜を育てることが可能です。
8号八の場合はバーミキュライトが4リットルくらい入ります。
我が家では、8号鉢をメインに使っていて
- トマト
- きゅうり
- にんじん
- あづき
- キャベツ
- 枝豆
を育てています。
その上の12号サイズは、バーミキュライトは12リットルくらい使います。
主に地中に深く身を作る以下のような食べ物に向いています。
- じゃがいも
- さつまいも
4,6号サイズは、葉物系の野菜を育てると良いと思います。
- ベビーリーフ
- 小松菜
- ラディッシュ
- モロヘイヤ
- パクチーなど
鉢が小さいとどうなるの?
鉢が小さいと、植物の根をたくさん張れないため、大きく成長することができません。
一方大きな鉢は場所を取るので場所がない場合は、小さな鉢でもできる葉物野菜を選択すると良いと思います。
以下は4号鉢で育てていた、きゅうりですが根っこの生え方が凄まじいのがわかると思います。
その後このきゅうりは、8号鉢へ植え替えを行いました。
ちなみに、青いネットに入っているのが鉢底石でうっすら白いのが不織布です。

軽石(鉢底石)とネット
鉢底石はその名の通り、鉢の底に配置する石のことです。
役割としては、あまり鉢の下まで完全に根っこを張ってしまうと作物が息をすることができなくなってしまうためそれをガードするために鉢底石を配置します。
また、上の画像のように鉢底石をネットに包んでおくことによってバーミキュライトと分離がしやすく再利用がしやすいです。
ネットは我が家ではシンク用の水切りネットを代用して利用しています。
不織布
不織布は、鉢底石とバーミキュライトの間に配置します。
初めに鉢底石を鉢に配置したらその後に不織布を配置します。
こちらも根が下の方に行くことを抑えるためになります。
また、バーミキュライトは小さく鉢のそこから出てきてしまう可能性があるので不織布を配置することによって、室内でも清潔に保つことができます。
私は横着なので、適当に感覚で手でちぎって配置しています。
種
お好きな種を購入するのが良いと思いますが、初めは強い植物がおすすめです。
- トマト
- 枝豆
- ラディッシュ
- ナス
- ピーマン
特にトマトはおすすめで、南米由来ということもあってカラカラの痩せた大地でも元気に育ちます(むしろ水が苦手)。
ベランダで育てるために支柱のいらないトマトなんてものもあります。
種には光を好む種類(好光種)と嫌う種類(嫌光種)が存在しています。
嫌光種の場合はバーミキュライトに5mmくらい、光好種の場合は、バーミキュライトの上にパラパラで大丈夫です。
そして、種を挙げたら肥料ではなくて水をあげます。
発芽したら肥料をあげすぎず、あげなさすぎず育てていくことになります。
番外編
今回はベランダで育てることを前提としたのですが、完全に室内で育てる場合はLEDライトが必要になります。
我が家の北向きの部屋では部屋の一角をLEDライトと共に野菜を生育しています。
